アナザースカイを見たらこの妄想をする人は、おそらく私だけではないと思う。
久しぶりにアナザースカイを見て、「自分だったらどこに行くだろう」と妄想してみたところ、出てくる答えは以前と変わらなかった。
遡ること2019年6月。
祖母と2人で、叔父叔母が住んでいるアメリカ・ニュージャージー州へ。
アメリカ本土を訪れるのは2回目で、今回は1週間のうち4日間をワシントンD.C.で過ごすことになった。
叔父叔母の自宅から車で4時間ほど走り、その日の夕方、ワシントンD.C.に到着。
道が広く、きれいに整った街並みを歩くだけでも楽しかった。
滞在中はいろいろな場所を訪れたけれど、特に印象に残っているのは、スミソニアン国立航空宇宙博物館の別館「ウドバー・ハジー・センター」で見たスペースシャトル『ディスカバリー号』だった。
想像の何倍も大きい、本物のスペースシャトルが目の前に現れた瞬間、あまりの感動に言葉を失った。
機体にある無数の傷が、宇宙の過酷さを物語っていた。
たくさんの人の夢や希望を乗せて宇宙へ行ったディスカバリー号。
自分の人生は、宇宙ほど壮大なものではない。
けれど、一歩外に出たら自分の知らない世界が広がっていて、選択肢が無数にあることを改めて実感する。
知らない世界を知ることは、楽しいことなんだ。
自分の世界が広がる感覚を味わえるのは、旅ならではだと思う。
それと同時に、今の自分を俯瞰して見ることができるのも、旅の良いところではないだろうか。
宇宙から地球を見るように、違う場所から今の自分を見る。
帰りたくなる場所があるのは、幸せなことだ。
ここが私のアナザースカイ、ワシントンD.C.です。
